こんにちは。髙塚です。
皆さんは、Web戦略やマーケティング戦略の会議に出た時、どのようなことを心がけていますか?
恐らくこれを読んでいる方の多くは、ビジネスの知識やノウハウをお持ちの方だと思います。
知識はあるはずなのに発言をしても周りの方に理解してもらえないということはありませんか?
実は私も上記のようなことが多々ありまして、どうしたら伝えたいことが伝わるのか試行錯誤した結果をお伝えできればと思います。
すぐに答えを言わない
会議の議題が、もしあなたの専門分野だった場合、すぐに答えを言いたくなりませんか?
「その場合は○○をするべきです」
と言われても相手の記憶に残りません。すぐ手に入れた情報は当たり前のことだと受け流されてしまいます。
一緒に考える時間をつかう
答えを言う前に「〇〇さんどう思われますか?」と他の方も巻き込んで一緒に考えていきましょう。一度考えて意見を言ってもい、目線を合わせましょう。その後「私は○○をするべきです。なぜなら・・・・」と続けるとあなたがなぜそのような考えを持ったのか、自分の考えと何が違うのか明確に比較ができるので、あなたの考えも伝わり、その後の議論が建設的に進みます。
議論の流れに逆らわない
偉い人に同調するという意味ではありません(笑)
戦略会議にでていると、時々議論の論点がズレていったり、売上げに与える影響が低い事柄についての議論がなされる時があります。
戦略会議に出席している人なので、その分野のエキスパートだとは思うのですが、それでも自社のことはなかなか見えなかったりします。
その時に「それを今話し合ってどうするの?」「もっと他に話し合うことがあるんじゃないの?」と思うことがあるでしょう。
ビジョン、戦略、コンセプト、ベネフィット、他社との優位性など最優先事項よりも先に、細かな事柄について議論がされていたら、ついつい議論を遮ってしまいませんか?
お恥ずかしい話ですが、私はよくやっていました。コンサルティングの仕事をしているので、ついつい「ここをもっと議論したい、ここを決めなければ数あるサービスから選んでもらえない」という気持ちになっていました。
議論の流れは遮らずに、潮目を読む
しかし、せっかく他の方が議論しているのに、その流れを分断するのは得策ではありません。グッと我慢して潮目が変わるのを我慢するのが大切です。
例えば右に全力でダッシュしている人の首根っこをつかんで、引っ張ったらどうでしょう?
その後に「あなたが行くのは右ではなく左ですよ」といったところで、その人は快く左に進んでくれるでしょうか?
議論を遮らずに、ある程度で尽くしたタイミングで「次は△△について話し合いませんか?」と提案してみてはいかがでしょう。
きちんと前の議論が完了した後なので、あなたの提案は受け入れやすいでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?自分の意見を伝えるためには、あなたのサービスが目指すビジョン、お客さん、チームメンバーのことをしっかり考えることが大切です。
一見遠回りのようで、あなたの考えを伝えることの近道だと考えています。
あなたが会議で気を付けていることも、ぜひ教えてくださいね。