皆さん、こんにちは。
髙塚です。
突然ですが、皆さんは広告を出したことはありますか?
広告と言ってもチラシを配ったり、Faebookに広告を出したり、Googleのリスティング広告に出したりと様々なケースがあります。広告を出すのは専門知識が必要でなかなかハードルが高いと考えていませんか?
実は私もそうでした。実際に広告はとても奥が深く、広告を専門にお仕事をされている人もたくさんいます。
私も最初は広告を出稿しても反響が出ないのではないかと不安でしたが、あるポイントを抑えるだけで、今では安定して集客することができています。
新聞やテレビに広告を出すのは費用もかかり、失敗した場合のリスクを考えると専門家に任せる方がよいですが、Web広告であれば少額から出稿することができるので広告初心者の方にも挑戦しやすい分野です。
今回は広告初心者だった私が、クリック率を2.5倍以上UPさせるまでに取り組んだことをお伝えします。(Facebook広告で1.8%→5%代まで)
架空の健康食品の事業者を例に、目玉商品のプロテインのコピーを考えたいと思います。特徴はこだわりの製法で通常のプロテインよりも上質なたんぱく質が多く含まれているとします。その商品をPRする方法を考えます。
Contents
よくやりがちな3つの注意点
まずは広告コピーのポイントをお伝えするまえに、やってしまいがちな注意点をお伝えします。
① かっこいいコピーを書こうとして意味が分からなくなる
「名前は、親が子供に送る、はじめての手紙なのかもしれない。」(パイロット コーポレーション)
広告を出稿する時に上記のようなカッコいいコピーを書きたくなりませんか?でもこれはプロのコピーライターのスキルがあってはじめてできる事です。この一行のために多大な経験、スキル、時間が詰め込まれています。専門家の中の専門家をマネするべきではありません。かっこいいコピーよりも分かりやすいコピーを心がけましょう。
② いろいろ詰め込み過ぎてわからない
商品やサービスの思い入れが強すぎるほど、色々なことをアピールしたいのは分かります。でも結局何が言いたいのか分からず、メッセージもぶれてしまいます。「誰に何を伝えるか」を意識してシンプルに書きましょう。
③ 性能や特徴を書いてしまう
広告で反響が出ない人の90%はここで躓いているように思えます。上記のプロテインを例に出すと
「○○製法で抽出した上質なたんぱく質にさらに○○成分をプラスしたプロテインです」
のようなコピーです。丁寧に作られたサービスや商品を提供しているとこだわりポイントを盛り込みたくなるでしょう。しかし商品を購入するのは健康食品の専門家ではなく一般の方です。
冷たい言い方になってしまいますが、「だから何??」と言われないコピーを心がけましょう。
広告初心者でも広告がつくれる3つのポイント
① ターゲットを絞り込む
どんな人に向けて広告を出稿するのかターゲットを具体的に絞りましょう。その人に向けて何が提供できるのかコピーにしましょう。例えば今日の記事も「広告初心者でもある程度の反響がでる基本的な内容をお伝えする」ことがわかるタイトルにしました。
この記事のタイトルが「広告の基本」だったら、あなたはこの記事を開いてくれなかったかもしれません。
ターゲットを絞り込むことで、対象外の人の反応がなくなると思うかもしれませんが、実は反応は良くなります。
この記事だったら「広告初心者」以外は見てもらえないように思われがちですが、「広告上級者」の方にはどのような内容の記事なのか想像がつくので、「読んでみよう」と思ってくれることでしょう。
プロテインであれば「30代で体力が落ちてしまった人」「運動の効率を高めたい人」「筋肉をつけてかっこよくなりたい人」などが考えられます。すでにペルソナ(理想のお客さん像)がある人は、その人に向けてコピーを書きましょう。
② 具体的にどんなベネフィットがあるのか
「ベネフィットを書いてください」というと「○○製法で作られています」「●●産の原料を使っています」といった利点を書く人がいます。
これはベネフィットではなくメリットになります。専門家であればその良さは分かるのですが、一般の人では理解ができません。
ベネフィットとはサービスを購入することで得られる利益です。ビデオカメラのCMでは最新技術のアピールではなくいつも子供の運動会でお父さんが頑張って撮影していますよね?これがベネフィットです。
最新の技術を使って(メリット)お父さんが子供の運動会をバッチリ撮影(ベネフィット)することができます。
広告初心者でもメリットからベネフィットを考える方法があります。それは以下の質問を繰り返し行うことです。
「それでお客さんはどうなるの??」
これを繰り返し考えていきます。
「○○製法で作られています」→それでお客さんはどうなるの??」→「上質なたんぱく質が取れます」→「それでお客さんはどうなるの??」→「効率的に運動の成果を出すことができます」→「それでお客さんはどうなるの??」→(何回か繰り返す)→「(今は2月で厚着しているけど、春になって薄着になったときに)筋肉をつけて春物の洋服をかっこよく着こなすことができます」
コピーは「効率的に運動をして、春物の洋服をカッコよく着こなしませんか?」
となります。ベネフィットをひねり出す質問、ぜひ試してくださいね。
③ 何回も検証を繰り返す
最後に根性論になってしまいましたが、これが一番大切です。どんなに考えて書いたコピーでも必ずしも反応があるとは限りません。何度も繰り返し検証をして商品にピッタリなコピーを考えてください。②で考えたコピーも実際に出稿してみないと反応があるかは分かりません(そもそも薬事法にひっかからないかな・・・・(;´・ω・))
Web広告であれば少額から広告を出すことができますので、反応を見ながら何パターンものコピーを試してみましょう。
最後に
冒頭にも書いた通り私はもともとWeb広告の専門家ではありませんでした。細かな設定やノウハウは知らなくても上記のポイントを守るだけで、ある程度の反応をコンスタントに出すことができるようになりました。(Facebook広告でクリック率4~5%を維持)
Web広告は安い金額から開始できるのでぜひ試してみてください。
そして、それでも不安な方は下記の無料相談フォームからご連絡いただければ、無料で相談に乗りますよ。