こんにちは。髙塚修治です。
ホームぺージを作ろうと思ったとき、値段を聞いてこのように思ったことはありませんか?
「えっ?ホームページって無料で作れるサービスもあるのにどうしてこんなに高いの?」
「同じホームページなのに、業者によって見積もり額が違うのはどうして??」
今日はホームページの値段がどのようにして決まるのかを書いてみようと思います。
Contents
ホームページが作られるまで
ホームページの値段を理解するためには、まず作られる過程を知る必要があります。
① 集客の戦略、戦術を考える
ホームページを作っただけでは、売り上げには直結しません。売り上げをアップするにはどのように集客をするべきかしっかりと考える必要があります。具体的にはターゲットの選定、SEO対策、広告、SNSの活用法などが該当します。
② ページの構成を考える
ディレクションという工程です。ネットサーフィンをしているときに一つ一つのサイトをジックリと読む人は少ないと思います。パッと見て「自分に必要なサイトかどうか」を判断して必要ないと判断した場合はすぐにページを閉じられているのではないでしょうか?
ホームージを一瞬で閉じられないように、ターゲットとなる閲覧者に商品やサービスの内容を効果的に伝えられる構成を考える必要があります。
③ ページのデザインをする
デザインの工程です。オシャレで商品やサービスの内容が伝わるようページをデザインします。
④ 実際にホームページをつくる
①~③が終わって初めて作成に入ります。コーディングという工程です。ホームページを作るためのHTML、CSSというプログラミング言語を作って作成します。
⑤ 運用をする
ホームページは作って終わりではありません。新しい情報があればその都度情報を掲載する必要があります。また①で考えた戦略、戦術が効果的かどうかを検証して必要があれば改善する必要があります。
本題:見積もり依頼をすると業者によって値段が全く違う理由
ここからが本題です。業者によって見積もりが違う理由は、
①~⑥の工程のどこに力を入れているかが業者によってマチマチだからです。
もちろんすべての工程に力を入れている業者はそれだけ高額な料金になりますし、一部の工程にのみ力を入れる業者はそれだけ安い料金が提示されます。また無料の作成サービスでは①、②、⑤の工程を自分でする必要があります。ご自身の事業形態によってどの工程に力を入れるかを目安に業者を選んではいかがでしょうか?以下は選び方の例です。
例1) オシャレなカフェを運営しているので、イメージを崩さないように③デザイン工程に力を入れよう
例2) BtoBの業務なので、製品の品質が一目でわかるよう②ディレクション工程に力を入れよう
例3) 新規顧客の獲得のために、①マーケティングに力を入れよう
一般の方にとって、Web制作業者は全て同じ事をされているように見えるかもしれません。しかし得意分野、不得意分野というのはどの会社にも必ずありますのでお見積りをいただく時は「どの工程に力を入れていますか??」と聞いてみてはいかがでしょうか?