みなさんこんにちは。佐賀、東京でWeb制作とウェブ解析士として活動している髙塚修治と申します。
今日のテーマは「マッチョ社長が教えてくれた、ビジネスにおいてとっても大切なこと」です。
きっかけはある一冊の筋トレ本を紹介されたことです。
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法
U-CAN (2016-01-29)
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内容が(良い意味で)くだらな過ぎておもしろい!!
この本は1ページに一つハードボイルドなマッチョ社長が人生に役にたつアドバイスをしているのですが、結論がすべて「筋トレしろ。プロテイン飲め」という結論に行きつきます。(著書の中には論理的にトレーニングについて説明している個所もありますが)
自信が無い人は筋トレをして下さい。
1.身体がカッコ良くなる
2.異性にモテる
3.テストステロンというホルモンが溢れて気分上々
4.上司も取引先もいざとなれば力づくで葬れると思うと得られる謎の全能感
5.恋人に裏切られてもバーベルがいるという安心感
以上の理由から自信が付きます
モテたい」→筋トレ
「やる気でない」→筋トレ
「自信がない」→筋トレ
「成功したい」→筋トレ
「暇」→筋トレ
「痩せたい」→筋トレ
「アンチエイジング」→筋トレ
「友達欲しい」→筋トレ
「振られた」→筋トレ
筋トレisワンストップソリューション!困ったり悩んだら取り敢えず筋トレ
(引用 筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法)
などのアドバイスなのか筋トレ啓蒙活動なのか良くわからない内容が延々続きます。
ただ、一つ私にも分かったことがあります。
筋トレしたら大概のことはうまくいくんだ!!
そうです。私、スッカリこの本に乗せられてジムに週3で通っています。体重も2キロほど落ちました。少しずつプロテインとコンビニのサラダチキンが似合う男になってきました(笑)
マッチョ社長が教えてくれた、ビジネスにおいてとっても大切なこと
私がビジネスを展開するうえで一番大切にしていることがあります。それは「手段と目的を混同しないこと」です。Webの仕事をしているとついつい最新の技術を取り入れたくなったり、マニアックなマーケティング手法を用いてレポートを書いたりしたくなるのですが、それはあくまでも手段でしかありません。
お客様は最新の技術が詰まったWebがほしいのではなく、集客やブランディング、採用など経営課題をWebを使って解決したいのです。
お客様はマーケティング手法を用いたレポートがほしいのではなく、現状の把握と次は何をしたら良いのかが知りたいのです。
皆さんの業界も同じ事が言えるかもしれませんが、ついつい手段と目的を混同してしまうこともあるのではないでしょうか?
筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法の目的は?
筋トレ本を買う人の目的はおそらく二つに分かれるのではないでしょうか。一つがトレーニングの専門家やスポーツ選手が知識を得るために買う場合。もう一つはこれから筋トレをはじめたい人が買う場合。
おそらくこの本は後者に向けて書かれたものでしょう。
手段はなんであれ読者がこの本を読んだ後に筋トレをはじめればよいのです。
もし、私がトレーニングの専門家で著書を書くことになったらトレーニングの専門知識を書くという手段に疑いもせずに「腕立て伏せのやり方はこうだ!!」「サプリメントはコレがおススメ!!」といった内容を書いたでしょう。
しかし著者のTestosteroneさんは大胆にトレーニングの手法をページから省き
「孤独との付き合い方」は人生のテーマの1つですが、筋トレが解決します!バーベルという信頼が置ける恋人、ダンベルといういつでも遊んでくれる友達、ジムというお家があれば孤独の二文字が辞書から消えます!嫉妬や裏切りもないし世界中何処に行ってもジムさえあればホームシックにかかりません!
(引用 筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法)
筋トレのすばらしさを語っているのです。
マッチョ社長やTestosteroneさんはビジネスにおいて、お客さんにとって何を提供するのか目的を大切にすることの重要さと、そのために手段に固執しないことの大切さを教えてくれました。皆さんもぜひ読んでいてくださいね。そしてプロテインで乾杯しましょう。
"筋トレが最強のソリューションである"が人気過ぎて電子書籍になりました。(実際のところ「この本の表紙暑苦し過ぎて公共の場で読めないんですけど?」っていう愛のあるクレームの嵐だった為)
そんな事気にしてるようじゃ筋トレが足りんわ!https://t.co/ayDf1Dr7O5
— Testosterone (@badassceo) 2016年10月22日