ビジネス、起業

「ITが苦手だからできません」という人が気づいてない3つのリスク


仕事を受ける時に、私がクライアント様にお願いしていることがあります。

Skype(またはappear.in)、チャットワーク、Google ドライブなど「必要最低限のITツールへの挑戦」です。

「私はIT苦手だから対面で」という方や「FAXでお願いします」という方の仕事はお断りしています。

*先に断っておきますが、「苦手だから教えてー」という方や、「苦手だけどやってみる」という方は大歓迎です。だって意外と簡単に覚えられるので

ITツールを使ことを、効率化のために手抜きをしていると考える人がいますが、私は相手への心遣いだと考えています。

今は働き方が多様化している時代です。様々な人がそれぞれのペースで仕事をしています。そのペースを崩さないようにITツールを使うのはとても有効です。

逆に「私はIT苦手だから対面で」という方や「FAXでお願いします」という方は多くのリスクを抱えています。

「ITが苦手だからできません」という人が気づいてない3つのリスク

① 相手にストレスを与えていることに気づいていない

ITが苦手な人は相手にストレスを与えていることに気づいていません。ITが使えなくても困らないと思っている人も多いかもしれませんが、それは得意な人が合わせてくれているだけです。

「〇〇を使えば簡単だけど拒否されるだろうな」「直接会いにいかないと納得しないだろうな」と心の中でモヤモヤっとさせている可能性があります。

② 猛烈に効率が悪いことに気づいていない

「ITが苦手だからできません」と言う人は、ITが得意ない人から情報を得る機会がほとんどありません。仕事のやり方が10年前、20年前で止まっています。例えばITが苦手な人が契約書を印刷して、車や電車に乗ってクライアント様のオフィスまで出向いている間に、ITが得意な人はクラウドサインで簡単に契約を交わしています。

対面が大切と考えられる人もいますが、訪問される側もハンコ一個押すのにアポを入れられてはたまりません。

③ 人脈が狭まることに気づいていない

もし知人に「携帯持ってないから連絡は固定電話、または手紙でほしい」と言われたらどう思いますか?

よほど仲の良い友達でなければ、私は面倒なのでこちらから積極的にコミュニケーションをはかろうとは思いません。

ここまで極端ではなくても、対面、電話、FAX、メールでしかコミュニケーションが取れない人と積極的にやりとりをしようと思う人はどれだけいるでしょう。

他の人とやり取りをすると数分で終わることに数倍、数十倍の労力が必要な人だと、それだけで敬遠される可能性があります。

ITが苦手なことが悪いことではない

このように書くとITが苦手な人を批判していると取られるかもしれません。しかし一見矛盾していますがITが苦手なこと自体は対したことではありません。

ITツールは難しくない

ITのツールは難しくありません。UIデザイナーという職業の方が一般の方でも簡単、直観的に操作できるように設計されています。

ビデオの録画や車の運転よりも簡単です。

実は私も結構な機械オンチなのですが、最新のITツールは初見でも難なく使えます。

身構えずに「ちょっと使ってみる」だけでOKなのです。分からないことがあっても周りの人に聞いてOKです。

ITが苦手な方が挑戦してくれるだけで本当は嬉しかったりします(笑)

 

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