こんにちは。高塚修治です。
今日のテーマは「Webサイトは自作できるのか。自作のメリットとデメリット」です。
Webサイトを作ろうと思ったときに、「自分で作ろうかな」と考えたことがある方は多いのではないでしょうか。
自作のメリット、デメリットをWeb制作者の目線でまとめてみました。
Contents
結論は自作できる
結論を言えば自作できます。必要なソフトも無料のソフトで充分です。このブログでも取り上げているWordPressも無料で配布されています。知識なしで簡単に作ることができるものから、ある程度勉強が必要なものまでおススメの自作方法を紹介します。
① ぺライチ
「ぺライチ」というサービスは簡単に高品質なWebサイトを作成することができます。特にキャンペーンページのLPやイベントページには最適です。メンタリストのDaiGoさんのサイトもぺライチで作成されています。無料版でもかなりの充実した機能が使えます。私もクライアント様で予算が限られている方にはぺライチでページを作成して浮いた分の制作費用を広告費に充てています。
② WordPress
WordPressはプロがゼロから制作すると数十万円以上の費用がかかります。しかしWordPressにはテーマといって、あらかじめ作られたテンプレートがあります。テーマを選んで編集するだけであればプログラムに知識は必要ないので一般の方にも制作は可能です。入門書なども多数ありますので、1冊購入してもいいかもしれません。
私のおすすめは動画学習です。YouTubeで「WordPress」と検索すると、制作方法の動画がたくさん出てきます。
自作のメリット
自作のメリットはたくさんあります。
① 制作費を抑えることができる
言うまでもなく自分で作成すると費用が安く抑えられます。起業したばかりの方や、あまり予算をかけられない人は自作したほうがよいでしょう。
② いろいろお試しができる
数十万円かけて制作をして、デザインが好みに合わなかったり、反響がでずに失敗したらショックですよね。でも自分で作って失敗してもまた一から作りなおすことができます。
③ プロに発注するときに、交渉がスムーズになる
品質の良いサイトが欲しくなりプロに相談した場合、Webサイトを自作した経験はとても役に立ちます。制作の経験や知識があればスムーズに交渉をすることができるからです。私のクライアント様で過去に自作を経験したことがある人は、的確に要望を伝えてくれるので、例外なくスムーズに交渉、制作が進みます。
自作のデメリット
自作にも当然デメリットはあります。品質が落ちるのはもちろん、それ以外にもデメリットがあるので紹介します。
① 適切なツールを選べない
ぺライチ、WordPress以外にもWebサイトを制作する手段はたくさんあります。普段Webサイトの仕事をされていない方にとっては、どれを選んでよいか分からないでしょう。例えば通販サイトをWordPressで比較的簡単に作ることができます。
でもセキュリティのことを考えると、かなり危険です。私もWordPressでの通販サイトの依頼は全て断っています。
② 「もう少し〇〇したい」ができない
Webサイトを作成した時に「もう少し色を明るくしたいな」「〇〇のサイトのようなデザインにしたいな」と思うことがあるでしょう。無料ツールの管理画面から簡単に変更できたら良いのですが、プログラムを自分で書かなければならないケースが多々あります。プログラムをかける人にとっては難しくないことでも、一般の方にとっては難しいでしょう。
③ 目的を果たせない
あなたがWebサイトを制作する理由はなんでしょうか。「集客をしたい。」「採用をしたい。」「商品の良さをアピールしたい。」といった目的があるはずです。Webサイトを作るだけでは目的は果たせません。プロに依頼した場合、高い金額をいただくのにはそれだけの理由があります。集客をしたいのであればSEOや広告との組み合わせが必要です。採用をしたいのであれば会社の良さを表現できるデザイン力や写真の品質が必要です。
④ 時間がかかる
普段Webサイトを制作されていない方にとって、Webサイトは簡単に作れるようになったとはいえ時間がかかってしまうことでしょう。プロに発注するということは時間の短縮にもつながります。
まとめ
Webサイトの自作は一般の方でも可能です。あなたがWebサイトを作る理由や目的によって自作すべきか、プロに頼むべきか判断されてはいかがでしょうか。私は初めてのWebサイトは自作することをおススメします。